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信仰相談 メッセージ > 信仰相談
信仰相談
Title
   天使は本当に存在しますか? もしそうなら、その役割は何ですか?  
Speaker
   堂会長 イ・ジェロク 牧師
Bible
   
Date
   


聖書には、天使についてのみことばがたくさん書いてあります。また、私の周りには実際に『天使を見た』とか『天使の声を聞いた』と言う人たちもいます。私はまだ天使を見たことがないのですが、天使が本当に存在するのか、もしそうなら、天使の役割は何なのか知りたいのです。

神さまが創造されたものには、大きく分けると、私たちの目に見える「肉の世界」、つまり人間などの宇宙万物と、また、私たちの目に見えない「霊の世界」があります。
  この「霊の世界」に属する被造物の一つである天使は、超越的で神秘的な存在として、人々の関心の的にならないはずがありません。天使は、今日、文学や映画、演劇、音楽にもしばしば登場する主題ですが、天使が実際にどんな存在でどんな活動をするかについては、疑う余地がないほど十分聖書に啓示されています。
  それでは、天使とはいったいどんな存在なのでしょうか?
  
  1. 天使の存在と特性
  
  聖書66巻のうち34巻が天使の存在について言及しています。「御使い(天使)」ということばが聖書に275回ほど出て来ます。それに、イエスさまが天使の存在を弟子たちに教えられたことによって、天使が実際に存在することがわかります(マタイ18:10、26:53)。
  使徒の働き7章56節を見ると、ステパノ執事が聖霊に満たされて、霊の目が開かれ、「見なさい。天が開けて、人の子が神の右に立っておられるのが見えます。」と告白する場面が出て来ます。ですから、今日でも、神さまが霊の目を開いてくださるなら、天使だけでなく、もっと深い霊の世界も十分に見たり体験したりできるのです。
  
  では、天使とはどんな存在なのでしょうか?
  天使は、人間と同じように神さまの被造物であり、人間の姿に似ていますが、肉も骨もない純粋に霊的な存在です(詩篇148:2、5、コロサイ1:16、ヘブル1:14)。ですから、結婚や死とは無関係な存在です(マタイ22:30、ルカ20:36)。それだけでなく、人間のように知性(第一ペテロ1:12)とともに、喜びや怒り、柔和などの感情(ルカ2:13)を持つ人格的な存在です。神さまのような無限な知識と力はありませんが、人間よりは優れた知識と力を持つ存在です(マタイ24:36、第二ペテロ2:11)。
  
  2. 天使の組織と役割
  
  聖書を見ると、「無数の御使いたち」(ヘブル12:22)とあって、数えきれないほどの天使が存在することがわかります。それだけでなく、「天使」と「天の軍勢」(ネヘミヤ9:6)、「天使長(御使いのかしら)」(第一テサロニケ4:16、ユダ1:9)に分けられていることがわかります。
   神さまは、天使たちの間に秩序と階級を定め、受け持って働く分野も分けて、任された働きによって威厳が異なるようになさいました(エペソ1:21、3:10、コロサイ1:16、2:10、第一ペテロ3:22)。
   国家に法務、国防、行政、建設、経済、文化などを受け持つさまざまな省庁があって、各省庁を担当する大臣や長官がいるように、神さまは霊の世界にもさまざまな分野をつくって、それぞれを担当するかしらの天使として「天使長」をおかれました。天使長の下に数々のかしら級の天使をおいて天使長を助けさせ、このかしら級の天使たちが天使長配下の天使たちを分担してまとめることができるように、天使たちの間にも階級を定められました。
  
  では、これらの天使たちはどんな働きをしているのでしょうか?
  全般的に、天使の務めは、神さまをあがめて仕えることであり、また、神さまの贖いのみわざが進められて完成されるために、救われた聖徒たちに仕えて、彼らを助けることです。
  まず天使長たちは、神さまのそばで神さまの手と足と目と耳となって、あらゆる分野を調べて回り、重要な事がらを調べて、神さまに直接指示を仰ぎます。代表的な例としてガブリエルとミカエルが挙げられますが、ガブリエルは文官にあたり、ミカエルは武官にあたります。彼らは、神さまがこの地上で人間を耕作なさる過程において、神さまを助けるという重要な役割を果たしています。
  聖書を見ると、ガブリエルは、祈りに対する神さまの大きな答え、摂理、計画、そして神さまの啓示の奧義が解き明かされる時のその答えを携えて、人のところに降りて来るのがわかります(ダニエル9:21-23、ルカ1:19、26-27)。一方、ミカエルは天の軍勢の長官として、悪い霊どもとの戦いを指揮し、時によっては直接出て来て、暗やみの勢力を打ち砕きます(ダニエル10:13-14、10:21、ユダ1:9、黙示録12:7-8)
  また、信仰を持っている人には天使がひとり以上ついて保護し、守ってくれていますが(ヘブル1:14)、神さまを信じないすべての人にも、一挙手一投足を見守って神さまに報告する天使たちがいます(マタイ18:10)。さらに、仕える天使もいて、イエスさまが悪魔の三回の試みを退けられたとき、天使が主のみもとに来て仕えました(マタイ4:11)。
  ダニエルが獅子の穴に投げ込まれた時に現われて、飢えた獅子の口をふさいだ天使や、使徒ペテロが牢に捕らえられた時に、門を開けて彼を助け出した天使など、力の強い天使たちもいます。神さまを賛美する天使や天の軍勢もいます(詩篇148:2)。たくさんの火の馬や火の戦車を率いる軍隊がいて、神の人を助けます(第二列王6:17)。これらすべては、今日でも必要に応じて神さまがお許しになるなら、私たちにも起こりうることです。
  その他にも、私たちが祈る時にその香りを受けて行く天使たちがいます(黙示録8:3-5)。迫り来るさばきを知らせる天使もいます(創世記19:13、黙示録14:6)。罪に対する報いの災いをこの地に下す天使もいます(第二サムエル24:16、使徒12:23)。この世の終わりのさばきの時には、実を結んだ「麦」の信者を収穫として刈り取るなど(マタイ13:39)、聖書に記されている天使の働きは実に多様であり、各分野でそれぞれ活動する天使がいます。
  ですから、天の軍勢と天使は数えきれないほど多く、聖書に出てくる天使長ガブリエル、ミカエル以外にも多くの天使長がいて、天の軍勢や天使をまとめ、教えて率いているのです。
   今この時も、数えきれないほど多くの天使たちが私たちに仕え、私たちを助ける存在として聖霊の導きのもとで、私たちの周りで忙しく働いているのです。イエス・キリストが再臨なさる時には、私たちは、それまで目に見えないよう私たちを助けてきてくれたすべての天使たちと喜んで顔を合わせ、天使たちの美しくも勇壮な賛美の声を聞きながら、ともに父なる神さまを賛美して礼拝するのです。
  
  コリント人への手紙第一2章13節に「この賜物について話すには、人の知恵に教えられたことばを用いず、御霊に教えられたことばを用います。その御霊のことばをもって御霊のことを解くのです。」と書かれているように、霊の世界は無限であり、人間の限りある知識や理論では測り知ることができず、想像もできません。
  したがって、皆さんが創造主の神さまの前にへりくだって悟りを求める者になって、霊の世界を造られた神さまの奧深い摂理とみこころを悟り、主にあって常に勝利する人生を送られますようお願いします。

 
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